家から街へ1

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年をとると、家にいる時間が増えますが、一般に1日の外出回数も増えるものです。趣味の集まりや買い物、散歩といったことから病院通いまで、その理由は様々です。そこで、こうした普段の生活が続けられるよう、できるだけ自力で外に出やすいようにしましょう。なお、敷地と外の道路との高低差が大きい場所では、車椅子などを使用することができず、外出しづらくなりがちです。道路から家へ続く通路の取り方に気をつけましょう。積極的に外出する人がみられる一方、おとしよりのなかには家に閉じこもってしまう人もいます。できるだけ人と交流を持てるよう、自分が外出しやすいといったことのほか、近所の人や友人、知人が気軽に訪問しやすいよう敷地と家の配置を工夫してください。
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玄関回り
庇(ひさし)、ポーチ
玄関前には、万一車椅子を使うときでも安心できるよう、ゆとりのある平坦なスペースを設けましょう。雨の日でも濡れることなく、ドアの開閉やカギの開け閉めができるよう、深めの庇をつけることも考えてください。
玄関扉
玄関とアプローチとの間は、段差のない仕上げにしましょう。玄関扉は、車椅子でも使用できるよう、できるだけ有効開口幅が85cm以上の引き戸にしてください。開き戸を使用する場合は、親子扉にすれば大きな開口幅が取れます。ただし、開く方向によっては車椅子が使用できないこともありますので、玄関前のアプローチの取り方に注意してください。なお、玄関ではなく庭先から車椅子で出入りできるよう想定した場合は、玄関回りは今までどおりの考え方で計画しても問題ありません。敷地と建物の全体配置のなかで考えてください。カギは開閉が分かりやすく、操作しやすいものを選びましょう。