家から街へ3

FH080_L
歩行しやすい階段
高低差をスロープやゆるやかな階段で処理できないとき、車椅子での移動は段差解消機の利用を想定してください。むろん元気な介護者がいれば段差解消機がなくても背負って階段を下りることはできますが、介護者に相当負担がかかります。外出の機会が少なくなるものと思われます。蹴上げ(1段の高さ)は10cm、踏面は30cm程度とします。安全性を高めるため、夜間でも確認できるよう、仕上I淵の色を変えて、段をはっきりさせたり、足元灯を設けるなど照明にも配慮しましょう。
ゆるやかな階段
スロープを取るほど敷地にゆとりのない場合、高低差をゆるやかな階段で処理する方法があります。元気な介助者がいれば車椅子でも、そのままで階段を移動できます。この場合の踏面は、介助者のスペースを入れ、1段1.2m程度必要です。
お金をかけても大規模なリフォームをしないで地震対策ができる場合もある。←いろいろな物件を見て知識を得よう。
スロープ
足腰が弱くなったときでもスロープは安全に上り下りができ、歩行器や車椅子でもそのまま使え、介助による移動もゆるやかな階段より楽にできます。ただし、スロープは、長い通路が必要になるので、敷地にゆとりがないと設置できません。45cmの高低差を、高齢者が自力で車椅子で上り下りできる勾配(1/15)のスロープにすると、長さは9.15mとなります。平坦なところを、車椅子や歩行器を使い、自力で移動できる人でも、体の状態によっては、こうした緩やかな勾配のスロープでも介助が必要になることがありますので、注意してください。なお、スロープを設置するときは、道路との境にはできるだけ平坦部を設け、車椅子が道路に飛び出さないよう気をつけてください。